1月27日 【NFG投資顧問・プロが提供するモーニングサマリー】《イベントが一つ終了！引き締めでは無く正常化へ！！》

おはようございます。一つイベント終了です。昨晩のダウは34,168.09㌦129.64㌦安。ナスが13,542.12㌽2.82㌽高。SP500が4,349.93㌽6.52㌽安。為替が114.74円近辺。オイルが87.34㌦。VIXが31.96と未だ高水準。CME日経先物が26,965円46円安近辺です。

FOMC終了で概ね想定通りの結果で過激なタカ派論はありませんでした。インフレや経済状況を見ながら行うと、まあ通常の答えでした。引き締めでは無く正常化です。目先はイベント終了の需給となりますがウクライナが残っていますので、月内はチキンレースとなりそうです。

一方国内は、岸田政権の新しい資本主義が市場活動の抑制を行い、新たな経済・財政出動はせずに有る所からむしり取る企業から個人へ資金を移し増税で毟り取る政策では景気減速・再度デフレへとなり海外投資家から敬遠されます。

また、オミクロン対応では自治体・有識者へ丸投げ、財政・経済は官僚へ丸投げの姿勢が前面に出始めております。目先はオミクロンや海外情勢がマーケットの波乱要因ですが、根底には岸田政権への不信感があり日本株だけ排除される可能性が高くなっていると考えます。岸田政権が国民・マーケットの話を聞いて機動的に臨機応変に動けばサプライズで出遅れを取り戻すと思われますが無ければ2月はかなりのダウンリスクもあると考えます。

記：中島肇