2月9日 【NFG投資顧問・プロが提供するイブニングサマリー】《市場の金利警戒感は少し和らいでいそうです》

本日の日経平均は、27,579.87円295.35円高と続伸して終えました。

日本株は続伸。ひとつの節目になりそうであった27,500円を超えた後は上値が重たかったですが、好調な香港株を含むアジア株の堅調さを追い風にしっかりした値動きでした。

直近は金利の動向が株価に影響を及ぼしていましたが、市場はある程度織り込んできているかのような値動きになってきています。

とはいえ、消費者物価指数や、FOMＣ議事要旨など急落となりかねないイベントは控えており、注意は必要です。

場中にはトヨタの決算発表がありましたが、発表後は値を消していきました。しかし、マイナスまでは落ちることもなく、現在の半導体不足で供給量が減っている中、よく耐えているのではないかと思われます。

明日は3連休前及び米消費者物価指数発表前ということもあり、少し弱含みそうですが、下値はしっかりするのではないかと思われます。

記：宮本　直輝