2月16日 【NFG投資顧問・プロが提供するイブニングサマリー】《大幅リバウンドも懸念事項は変わらず》

本日の日経平均は、27,460.40円595.21円高と3営業日ぶりに反発して終えました。

ロシア軍の一部が撤退との報道から、警戒感後退し米国が大幅上昇。その流れを受けて400円高スタート。半導体・ハイテク株を中心に買いが広がり、アジア株の堅調さもあり約600円上昇を見せて取引を終了しています。

ただし、大幅上昇で一安心と言えるかというと、本日の上昇は800円ほど下げていたリバウンドだけであり、依然として懸念事項の状況は改善されていません。

また、ロシア軍一部撤退のニュースについても、バイデン大統領が「確認していない」というコメントを残している程不透明です。

米国では指数発表では市場予想を上回る結果が続いており、インフレ・金融引き締めの懸念は根強いです。

記：宮本　直輝