3月1日 【NFG投資顧問・プロが提供するモーニングサマリー】《ウクライナの休戦協定なるか？EU加盟で激化するか？》

おはようございます！昨晩のNYはダウが33,892.60㌦166.15㌦安。ナスが13,751.40㌽56.78㌽高。SP500が4,373.94㌽10.71㌽安。為替が115.04円近辺。オイルが95.53㌦。VIXが30.15。制裁と休戦交渉。CME日経先物は26,740円213円高近辺。CMEダウ先物は33,855㌦38㌦安近辺です。

ロシアへの制裁拡大と世界的包囲網構築でロシア経済が異常事態へ。ロシア関連企業の破綻とハイパーインフレ懸念などロシアの国内情勢が今後大変な事となりそうです。

但し、キーを握る中国の出方を世界がどう抑え込むかが注目されます。ウクライナのEU加盟など了承されるとロシアがどう出るかです。日米の株価が戻るもVIXは高水準にある事から短期的資金の移動と海外の年金などの大きな資金の流れ先が今後どこに向かうかも注目です。日本も欧米と強調することから戦後の対ロシア対応やEUとの関わりなどを考え積極的な支援を行うことが肝要かと思われます。軍事的支援や制裁もですが日本に出来る難民に対する人道支援など積極的に行ってほしいです。

しかしマーケットはリスク回避から消去法で日米への資金移転など今後も行われそうです。避難先では無く長期的な投資先としての日本を作り出せるかチャンスです。岸田政権がその辺りも含めて行動できるかが今後の日本マーケットのカギとなりそうです。

記：中島肇