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3月4日 【NFG投資顧問・プロが提供するモーニングサマリー】《ウクライナ長期化懸念と物価上昇継続で米利上げが加速か?》

2022年03月04日

おはようございます。昨晩のNYは、ダウが33,794.66㌦96.69㌦安。ナスが13,537.94㌽214.08㌽安。SP500が4,363.49㌽23.05㌽安。為替が115.49円近辺。オイルが108.95㌦近辺。VIXが30.48。CME日経先物は現在26,415円162円安近辺です。

昨晩のNYは、ウクライナの休戦協議への期待をもったが物別れとなり改めてプーチン大統領が侵攻継続とのコメントもあり長期化による制裁の影響が長引くとの思惑もあり物価上昇圧力が継続して行く事から米利上げのスケジュールが3月以降急上昇する可能性からハイテク中心に下げた。

ウクライナ問題の長期化と中国がロシアへの支援を公言し始めており、パラリンピック終了後の中国の動きも注視されます。今後はEU加盟とNATOの支援がどう出るかと中国がどう動くのかでかなり市場のボラが上昇しそうです。

但し、アメリカに関してはシェールの増産で欧州や日本とは事情が異なりエネルギー価格の上昇はなだらかである事もあり、やはりアメリカ好選の動きは継続しそうです。

日本は米国のコピーですが中国の動き次第では注意が必要です。日経のレンジは、岸田政権のかじ取りミスから右肩下がり継続。国内のオミクロンによる景気減退とウクライナ問題での物価上昇での経済・景気対策が全く無い事から来週もレンジは引き下げで24,500~27,000を想定します。

記:中島肇

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