3月9日 【NFG投資顧問・プロが提供するイブニングサマリー】《弱弱しい値動き　各国の金融政策に注目》

本日の日経平均は、24,717.53円73.42円安と4営業日続落して終えました。

昨日の欧米市場の下げが限定的であったこと、日本株も1,800円ほど下げている状況から押し目買いも入り自律反発。

しかし、後場に入り中国株の軟調さに引っ張られてか一気に値を消し、最終的に4営業日続落となりました。

自律反発期待の場面でも、耐えきれない日本株も弱さがまじまじと表されています。10日には欧州中央銀行の定例理事会が開催されるが、インフレが懸念されている今の状況で利上げにどのようなメッセージを発するかは要注目です。

本日の米国もFOMC前の米消費者物価指数発表を控えており、積極的な買いは控えられることから上値は重そうであるため、明日の日経も厳しい値動きになりそうです。

記：宮本　直輝