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3月11日 【NFG投資顧問・プロが提供するイブニングサマリー】《ウクライナ問題もいよいよパラリンピック明けで動くか?》
2022年03月11日
一週間お疲れ様でした。本日の日経平均は25,162.78円527.62円安。TOPIXが1,799.54㌽30.49㌽安。マザーズが670.08㌽26.43㌽安。為替が116.68円近辺。CMEダウ先物は現在33,119㌦55㌦安近辺です。
東北の震災から11年が過ぎ未だ復興の途中であり政治が今後どの様に注力して行くのか注目です。今回のウクライナでも核の発言に原発攻撃などが行われており被爆国の日本はもっと政府から世界へ発言すべきと考えます。
話は変わりロシアがウクライナのキエフへの総攻撃準備などのニュースや停戦協議が進まない状況もあり先への不安からボラの高い相場が継続しています。マーケットではパラリンピック終了まで待って総攻撃を仕掛けるとの思惑もあり週明けから更にボラが上昇しそうです。短期終結で終わるのか完全長期化かを占う大事な一週間となりそうです。
国内では岸田政権への不満がいよいよ噴出する状況になりつつあり、次の内閣支持率公表で一気に人気が下落する可能性があります。今回のインフレに対するコメントも追加の経済対策はしないとの財務大臣の発言もあり、戦後・コロナ後で日本だけが大きく出遅れるリスクが増加してきた感じがします。
記:中島肇