3月23日 【NFG投資顧問・プロが提供するイブニングサマリー】《為替とリバーサルの最終局面。リスクオンでは無い？まだ早い！》

本日もお疲れ様でした。本日の日経平均は28,040.16円816円高。TOPIXが1,978.70㌽44.96㌽高。マザーズが752.72㌽26.76㌽高。為替は121.09円近辺。

本日は昨晩のNYの動きを受けて高く始まりました。また為替が一気に121円台に乗せるなどハイテクや輸出株が買い進まれ久しぶりの28,000円台で終わりました。

しかしながら内容は無くマーケットは既に枯渇しており指数だけが大きく動いており、今日の動きをリスクオンとは考えにくく買戻しと月末へのポジション調整が中心かと考えます。チャートにおいても三空を開けての本日となり値幅だけ見ると短期的に戻り過ぎとの判断となります。

アメリカ市場とのリンクが強いですが物価上昇に更なる円安など国内景気停滞懸念もある事から週明けもしくは月替わりから調整が入る可能性が高いと考えます。また、ウクライナ問題もG7やNATO会談なども控えており結果次第では更なる地政学リスクが拡大する可能性もあり4月相場も波乱含みと考えます。

記：中島肇