3月28日 【NFG投資顧問・プロが提供するモーニングサマリー】《ウクライナの休戦とその後を考えましょう！目先より長期で！！》

おはようございます。週末のNYはダウが34,861.24㌦153.30㌦高。ナスが14,169.30㌽22.50㌽安。SP500が4,543.06㌽22.90㌽高。為替が122.25円近辺。オイルが110.70㌦近辺。VIXが20.81。CME日経先物は現在27990円160円安近辺です。

ウクライナ問題で休戦への動きが再び出てきた事とロシアの戦略の変化が見えた事などから短期的なリスクが半減してきたとの認識でVIXも20.81と下落しました。実際に休戦へ動くのか月末までは様子見となりそうです。一方で休戦に至ったとしてもその後どうなるか？経済制裁にアメリカの動き次第もそちらに変化は無く物価上昇にエネルギー問題は長期化しそうです。休戦後の各国に経済・エネルギー対策に物価上昇も含めたインフレ対策に目が向きそうです。

岸田政権の国際的対応を好感する声もあるものの対ロシア・対アメリカでの国際政策に対応することも重要ですが休戦後のインフレ・食料品にエネルギー問題に防衛問題に今度は国内での金融経済対策が十分に行われるのか大きなポイントとなりそうです。また、月末月初・期末期初のオペレーションにコロナ後・休戦後の動きが今週以降もありそうですので結構乱高下するかもです。また、為替の円安を日銀・政府がどう対応するのかもポイントです。

記：中島肇