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4月11日 【NFG投資顧問・プロが提供するモーニングサマリー】《ウクライナの長期化と円安・インフレで国内は危険な方向へ?》
2022年04月11日
おはようございます。週末のNYは、34,721.12㌦137.55㌦高。ナスが13,711.00㌽186.30㌽安。SP500が4,488.28㌽11.93㌽安。為替が124.37円近辺。オイルが96.95㌦近辺。VIXが21.16。CME日経先物は26,975円11円安近辺です。
ウクライナ問題の長期化と東部の激戦化が見込まれる事で今後はロシア以外の新興国のリスクが上昇してきます。既にパキスタンではデモに問題化し他国にも広がりそうです。アメリカも足元の堅調さとインフレで金利は更に上昇しますがアメリカは輸出国ですので逆に好業績株に注目。
一方、問題は、小判鮫外交と内政放置の岸田政権です。輸入に頼る日本は新興国と同じ状況。戦争協力で我慢して下さなど発言され、月末の経済対策はかなり期待出来ない。それどころか物価・燃料費の上昇で国内経済はかなりの減退を余儀なくされそうです。決算発表で短期的に個別では上昇しそうですが、インデックスについては、円安・物価上昇・減益が頭を押さえそうです。
EUも利上げ・アメリカも利上げで更なる円安が個人消費も抑えるのでかなり危険な状態となりそうです。今週はリバーサルでバリューが強そうですが注意となりそうです。
記:中島肇