5月9日 【NFG投資顧問・プロが提供するモーニングサマリー】《ロシアの戦勝記念日よりもアメリカの利上げよりも怖い岸田政権！》

おはようございます。週末のNYは、ダウが32,899.37㌦98.60㌦安。ナスが12,144.66㌽173.04㌽安。SP500が4,123.34㌽23.53㌽安。為替が130.71円近辺。オイルが109.00㌦近辺。VIXが30.19。CME日経先物は現在26720円283円安近辺です。

GW終了ですが海外は大きく乱高下でした。FOMCにウクライナに中国のコロナに不安要素が前面に出てリスクオフでしたが、個別に切り分けて考えると理解できると思います。一方からの見方だけではダメかと思います。

本日のロシアの戦勝記念日での大統領コメントが注目ですが、ウクライナ問題は既に長期化する事は既成事実化しています。また、中国のコロナも政治的な色が強く民主化デモの抑制などもあると考えます。それらの動きを見てFRBやECBも動いていると考えます。確かに想定以上の物価上昇からFRBの利上げスピードが速くなっていますが、ここはコロナ後の動きの範疇であり現在のアメリカ経済の状況が急変するリスクは少ないと考えます。アメリカ自体は遠くの戦争で儲かる可能性が高いです。

問題は日本であります。岸田政権の動きは対ロシアでは完全に経済・エネルギー政策で失敗と考えます。後先考えずに親米を煽るリスクが今後日本の足を引っ張る可能性が高くなる。対中・対露で梯子を外される可能背も高く危険な動きと思われます。岸田に投資は誰もしない！ですかね。

とは言え、あまりマーケットの状況に変化は無くゾーントレードと考えます。やはり基本はバリュー好選です。

記：中島肇