5月13日 【NFG投資顧問・プロが提供するモーニングサマリー】《インフレ一服？　短期的な所は織り込んだか？？？》

おはようございます。昨晩のNYはダウが31,730.30㌦103.81㌦安。ナスが11,370.96㌽6.73㌽高。SP500が3,930.08㌽5.10㌽安。為替が128.53円近辺。オイルが106.92㌦近辺。VIXが31.77。CME日経先物は現在25820円71円高近辺です。

昨晩のNYは経済指標と要人の利上げコメントで乱高下でした。インフレについては先織り込みで一旦ピークかと思われますが、ファンドのアルゴでどうしても暴走してしまいます。目先の動きよりもう少し冷静に眺めて見る必要があります。米国の利上げは未だ途上であり、スピードの問題だけです。

また、中国のコロナも政治的な問題ですので、ここもロシア情勢と合わせて見る必要も有るかと思いまうす。ウクライナ問題は有りますが基本的な金融情勢に変化は有りません。しかしながら短期的な景気に対する影響は否めなく、各国の情勢により異なります。

日本については、今回のインフレとそれに対する政策のアンマッチが今後表面化するので大きな期待は出来ないと考えます。岸田政権の増税政策と緊縮政策が改めて日本離れとなる可能性がありますので注意が必要かと思われます。

記：中島肇