5月31日 【NFG投資顧問・プロが提供するモーニングサマリー】《月末通過で新たにポジション組み立てへ？為替も円安へ？》

NYは休場。CMEダウ先物が現在33,218㌦5㌦高近辺。為替が127.78円近辺。CME日経先物は現在27,305円64円安近辺です。

おはようございます。昨晩のNYは休場でした。月末一過で再度ポジション取り開始です。為替も一旦円高から再度円安へです。NYは、次回の利上げ迄は織り込んで来ていますが、夏以降の景気動向次第では利上げも柔軟になる可能性もあります。

さて国内は、予算委員会で補正予算通過となりそうですが、あくまで予備費の積み上げで直接的な景気対策などは無く、頑なに減税は否定しています。補正より消費税の増加分が結果そちらに回り込むと考え抜本的な消費対策にもならないと考えます。6月は、ロシア情勢に加えEUや新興国の景気後退とインフレでの騒乱など不確定要素が継続であります。

しかし、休戦への妥協点などを模索する動きが活発化するのであればマーケットは好転しそうです。あとは中国の国内景気の実態がどうゆう状況か目が向く可能性があります。6月は参院選を控え、岸田政権がちゃんと機能するのかが大きなポイントになりそうです。規制緩和・減税・景気対策などが出るなら上値を追いそうですが、無ければレンジ内で終始しそうです。但し、国際テーマ・安全保障・防衛関連には資金が向かいそうです。

記：中島肇