6月2日 【NFG投資顧問・プロが提供するイブニングサマリー】《円安手掛かりに底堅く》

本日の日経平均は、27,413.88円44.01円安と小幅に続落して取引を終えました。

米国下落の流れを受けて安く始まると、一時200円越えの下落を見せるも、米国先物の動きや130円越えの円安の為替を支えに切り返し、小幅下落で取引を終えています。

底堅い動きになっていますが、米10年債利回りの動きなども含めて、FRBの利上げペースには警戒感が高まっている印象です。

また明日の夜には雇用統計の発表が控えていますが、明日は指標発表前のポジションの整理で下落に転じる可能性もあるかと思います。

本日の米国も先物の動きでは方向性が読みづらい展開ですが、昨日懸念された原油価格は下げてきており、警戒感は少し和らいでいるように思われます。

記：宮本　直輝