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6月6日 【NFG投資顧問・プロが提供するイブニングサマリー】《堅調さを見せるも28,000円超えには材料不足か》
2022年06月06日
本日の日経平均は、27,915.89円154.32円高と続伸して取引を終えました。
先週末の米国市場は3指数共に下落。雇用統計の発表を受けて、FRBの積極的な利上げが懸念され、売りが広がりました。
本日の日経平均は続伸。寄付きは米国の流れを受けて安く始まるも、米国先物の堅調さを横目に、急速に値を回復させました。
FRB高官らのタカ派発言、原油先物の急上昇、米国10年債利回りの上昇など売り優勢の情報が多い中、3桁の上昇を見せたのは非常にサプライズでした。
とはいえ、上昇基調にあるかと問われれば疑問符が付くと考えているため、明日以降28,000円超えにトライできるかといえば難しいと考えます。
米国も先物は上昇を見せているが、CPI前で積極的な買いには繋がらないのではないかと思われます。
記:宮本 直輝