8月3日 【NFG投資顧問・プロが提供するイブニングサマリー】《日本株は上昇も材料不足で鈍い動き》

本日の日経平均は、27,741.90円147.17円高と反発して取引を終えました。

本日の日本市場は反発。昨日米国株は米中摩擦を懸念し軟調も、すでに織り込み済みであったようで寄付きから上昇してスタート。

円安の進行を追い風に上昇幅を広げるも、円安も一服でもみ合い展開で終わりました。

昨日は米国FRB高官の利下げ期待をけん制するような発言が相次ぎ、7月末からのドル安に牽制をしました。

日本株はなかなか28,000円を超えてくることが出来ず、跳ね返され続けています。日本全体を取り巻く状況に大きく変更がなく、岸田首相の支持率も低下してきており、なかなか投資心理が上向いてきていません。

そんな中、今週末に米雇用統計、来週には米7月CPIのイベントがあり、様子見姿勢が強まりそうです。

記：宮本　直輝