8月16日 【NFG投資顧問・プロが提供するイブニングサマリー】《売り圧力に押され上値が重たかった》　

本日の日経平均は、28,868.91円2.87円安と小幅に反落して取引を終えました。

本日の日経平均は小幅反落。寄付き下落するもアジア株の堅調さも受けてプラスに転じるも、やはりここ2日間の上昇分が重しとなっており、昨日の終値を挟んでもみ合いました。

7月半ばから2,000円ほど戻してきており、29,000円も窺える状況でしたが、現状では材料不足であることは間違いないと思われます。

逆にマザーズは決算を頼りにした買いなどが入っています。

日本国内は現状維持以外の何物でもなく、押し上げる要因は海外に目を向けるしかないですが、米国の指標は思わしくなく、中国経済もかなりきな臭くなっています。

本日の米国株も明確な材料不足で方向性のない動きになりそうです。

金融引き締めの思惑は後退していますが、指数から経済が減速していることは間違いなく少し楽観し過ぎの動きかなと思っています。

記：宮本　直輝