9月2日 【NFG投資顧問・プロが提供するモーニングサマリー】《雇用統計前も出尽くしと織り込みからリバーサル開始か？》

おはようございます。昨晩のＮＹはダウが31,656.42㌦145.99㌦高。ナスが11,785.13㌽31.08㌽安。SP500が3,966.85㌽11.85㌽高。為替が140.51円近辺。オイルが86.69㌦。VIXが25.56。ＣＭＥ日経先物が現在27,780円118円高近辺です。

昨晩のＮＹ経済指標の結果から一旦下げ止まりましたが雇用統計が控えており内容次第では上下しそうですが概ね下向きの調整は終わった感じがしますので雇用統計通過後は出尽くしで次のＦＯＭＣ前まで戻り歩調となりそうです。何れにせよ米国の利上げは継続される事から為替は円安方向であり金利上昇でハイテクや薬品などは敬遠され気味ながら円安で相殺。

全体としてはやはりバリュー株を中心にリターンリバーサルとなり後追いでハイテクとの流れになるかと思います。

一方国内は、岸田総理がコロナから回復し統一教会問題に国葬問題などを弁解するとの見解ですが中途半端な説明であれば更に人気を落とす結果となり実効性や円安にエネルギー問題・インフレ経済対応で中途半端ですので日経のリターンは限定的と考えます。基本はレンジ内トレードで当面は28,500円を中心に上下1,000円の幅でのレンジで推移しそうです。行き過ぎ分はプラス500円の幅で見ていただけたら良いかと思います。

記：中島肇