9月26日 【NFG投資顧問・プロが提供するモーニングサマリー】《イベント通過も懸念材料が目先多く投機資金が乱高下！》

おはようございます。週末のNYはダウが29,590.41㌦486.27㌦安。ナスが10,867.93㌽198.87㌽安。SP500が3,693.23㌽64.76㌽安。為替が143.44円近辺。オイルが79.48㌦。VIXが29.92。CME日経先物が現在26,385円768円安近辺です。

週末のNYはイベント通過に経済指標公表やロシア情勢など不透明要因と年末までの利上げへの不安などから大きく売られました。とは言え来年・再来年に向けての金融政策やインフレに対するロードマップも出来ている事から引き締め効果が出すぎた場合は対応策もでます。対インフレ政策であり景気を減速させて調整しているだけですので行き過ぎた場合は緩和へ舵を切ると考えます。アメリカに関しては大きな変更は無くマップ通りに動くので基本は逆張りの長期投資が良いかと考えます。

国内に関しては、国葬もですがやはり岸田政権への不安・不信がある限りNYで何を話しても海外投資家はNOです。成長ドライバーが無い現在と政権への不信がある限り期待は無いと思います。特にエネルギー政策への不安があり海外勢の不動産以外の投資を抑えていると考えます。日銀の介入も政権への人気取りであり根本的な政策と言うが場渡り的な対応は他と同じと考え当面は米市場の動き優先で動くと考えます。為替は一応介入ポイントの146円が現在の防御ラインと考え今週は142円～146円のレンジを想定します。株は、28,000円を中心に26,500～29,500円のレンジを想定します。

記：中島肇