10月12日 【NFG投資顧問・プロが提供するモーニングサマリー】《反発期待も不安要素強い》

おはようございます。

昨晩のNYは、ダウが29,239.19㌦36.31㌦高。ナスが10,426.19㌽、115.91㌽安。為替が145.858円近辺。オイルが88.72㌦近辺。VIXが33.63でした。

昨晩のNYは乱高下。国際通貨基金（IMF）による世界国内総生産見通しを下方修正し、長期金利が上昇したことから売りが先行。その後、NY連銀の9月1年期待インフレ率の低下で大幅利上げ観測が緩和し、一時上昇に転じるも、英中銀のベイリー総裁が市場機能回復のために実施していた緊急国債購入を計画通り今週で終了することを表明すると金融市場混乱への警戒感に伴う売りが再燃し、値を消していきました。

本日の日本株も軟調な展開になりそうです。

昨日の大幅下落分の反発に期待したいところですが、CPI前や米長期金利の上昇など警戒感強く、売買は控えられそうです。

記：宮本　直輝