10月21日 【NFG投資顧問・プロが提供するイブニングサマリー】《厳しい相場が続く》　

本日もお疲れ様でした。

本日の日経平均は、26,890.58円116.38円安。TOPIXが1,881.98㌽13.43㌽安。マザーズが724.08㌽3.67㌽安。為替が150.41円近辺です。

本日の日経平均は、続落でした。昨夜の米国株は、指数や決算で寄付きから上昇を見せるも、ハーカー・フィラデルフィア連銀総裁のタカ派発言を受けて利上げ観測がさらに強まると、長期金利の上昇を受けて下落に転じており、日経平均も終日軟調に推移しました。

上昇を見せてもあくまで一時的なリバウンドの域を出ず、下落トレンド継続の状況の中、ハーカー総裁の来年に５％越えの政策金利を匂わすような発言が更に上値を抑える要因になりそうです。

残り2回のFOMCでは1.25ｐｔと思われていた上昇幅も市場では1.5ｐｔまで織り込みにいっています。

本日の米国株も引き続き金利上昇の警戒感は継続も、堅調な企業決算を背景に個別では上昇を見せそうです。

記：宮本　直輝