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11月10日 【NFG投資顧問・プロが提供するモーニングサマリー】《混迷する米中間選挙後への不安から一旦ポジション解消?》

2022年11月10日

おはようございます。昨晩のNYはダウが32,513.94㌦646.89㌦安。ナスが10,353.17㌽263.03㌽安。SP500が3,748.57㌽79.54㌽安。為替が146.41円。オイルが85.78㌦。VIXが26.09。CME日経先物が現在27,535円181円安近辺です。

昨晩のNYは中間選挙の途中経過から先行きに対する不安から大きく下落して終わりました。上院の結果待ちですが思わぬ混戦です。また、CPIの結果待ちもあり買いが入りにくい状況でした。目先は少し落ち着くまで上下しそうです。

マーケットは共和党勝利への期待から上昇していましたが結果は未だもこのままなら捻じれとなりますので政策実行力が低下することもあり結果を織り込むまで多少時間は必要になりますが落ち着いた後は上昇するかと思われます。

さて、問題多発の国内ですが企業に国民は頑張って耐えていますが政治が完全に後手後手となり、先送りに大増税に加え社会保障も大幅増となります。財務省は肥えて国民は痩せこける今の政権では海外からも国内からも投資しないでしょう。

マーケットはアメリカ市場次第が継続も底上げで大きなレンジ内の取引が継続です。中長期の視点がリスクを低減します。投機もエエですがちゃんとした運用や投資の視点でタイミングを計って頂けたらです。火葬通貨がいよいよ大炎上となって来ております。実態の無い投機ですので金融不安やクレジットの低下は現状無いのでマーケット全体としては問題ありません。逆に投機から新たな枠組みとしての過渡期となるかもです。

記:中島肇

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