マーケット情報
12月1日 【NFG投資顧問・プロが提供するイブニングサマリー】《より一層円高進む》
2022年12月01日
本日の日経平均は、28,226.08円 257.09円高と反発して取引を終えました。
昨晩の米国はパウエル議長の発言を受けて利上げ幅縮小の期待が広がり、大幅高。
日本株も寄付き後、大きく値を上げるも28,500円あたりで失速しました。
急速な円高が進み、今まで底を支えてた円安が崩れたことが輸出企業にとってネガティブに働くとみる動きが強かったか。
パウエル議長の発言は市場にハト派と捉えられましたが、実際に重要なのはどこまでこの高水準が続くのかということだと思われ、まずは明日の雇用統計に始まる各種指標発表に注目が必要となります。
本日の米国株は昨日の急伸に対する売りに警戒が必要で、本日のISM製造業景況感指数は景気の好不況の境目である50を下回ると予想され、上値を抑える要因になりそうです。
記:宮本 直輝