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12月2日 【NFG投資顧問・プロが提供するイブニングサマリー】《景気後退懸念が想定以上に根強く大幅反落》
2022年12月02日
本日の日経平均は、27,777.90円 448.18円安と反落して取引を終えました。
昨晩の米国は反落。指数から景気後退懸念が進み、売りが先行。長期金利が低下しハイテク株は買い支えとなるも勢いは続かず。
日本株も寄付き後から断続的な売りが入り、大幅反落。米指標と急激な円高に支えなく売りが広がりました。
11月の製造業景気指数が49.0と市場予想を下回り、目安となる50を割り込んだことが想定以上にネガティブに反応しており、今月のFOMCに対する警戒感はより詰まってきた印象です。
為替についても急激な円安ペースであった分は反発も強く完全にトレンドは円高局面に向いています。こうなると日本株には頭を押さえつけられる要因になり株の上昇は見込みづらい相場になっています。
記:宮本 直輝