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12月14日 【NFG投資顧問・プロが提供するイブニングサマリー】《重要イベント前も比較的堅調》
2022年12月14日
本日の日経平均は、28,156.21円201.36円高と続伸して取引を終えました。
昨晩の米国は予想以上のCPIの鈍化が確認され、買い先行でスタート。その後乱高下もプラス圏で取引を終えました。
本日の日本市場も買い先行で始まるも、FOMCで様子見する動きもありましたが、比較的に堅調に推移し取引を終えました。
CPIが2か月連続の予想外の鈍化を見せたことで、市場はより一層インフレピークアウトを期待しているように感じますが、FRBは早期利下げによるリスクをかなり警戒しており、今晩のFOMC後のパウエル議長の会見には要注目だと思います。
利下げはまだしも恐らく高水準の金利状態はしばらく続くと思われ、その際の実態経済への影響は計り知れないと思われ、持ち直している相場も一瞬で破壊されるリスクは潜んでいると思われます。
記:宮本 直輝