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12月20日 【NFG投資顧問・プロが提供するイブニングサマリー】《 日銀ショックで昼休みはさみ状況一変 》
2022年12月20日
本日の日経平均は、26,568.03円669.61円安と続落して取引を終えました。
前場時点では底打ち感から押し目買いも入り上昇基調でしたが、12時に日銀金融政策決定会合で長期金利の変動許容幅を0.5%に拡大すると報道されると相場状況が一変。リスク回避の売りが広がり大幅安となりました。
まさかの日銀ショックで大幅安となりましたが、政策金利においては据え置きと状況的に大きな変動はないことから、売りは長続きしないと思われます。
とはいえ各国の景気後退懸念は変わらずここからの上昇にはもう一段階の材料が必要ですが、かなり厳しそうです。
本日の米国株は材料難で方向性の判断が難しい。景気後退懸念が根強い中割安感もあり膠着状態になりそうです。
記:宮本 直輝