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2月13日 【NFG投資顧問・プロが提供するモーニングサマリー】《 NYは楽観論後退で下落とロシアの再攻勢に原油減産で下値模索か? 》
2023年02月13日
おはようございます。週末のNYは33,869.27㌦169.39㌦高。ナスが11,718.12㌽71.48㌽安。SP500が4,090.46㌽8.96㌽高。為替が131.60円。オイルが79.33㌦。VIXが20.53。CME日経先物が現在27,565円105円安近辺です。
アメリカの金融政策に足元の堅調さが確認され改めてインフレの長期化と利上げの継続が意識され楽観論が後退。ダウは堅調もナスダックが弱含みました。また決算も継続であり目先下値調整が入りそうです。
一方でロシアのウクライナへの攻勢を強め始めており春先までは警戒が必要となりそうです。また、ロシア原油の減産を公表し再度のエネルギー価格上昇懸念が台頭し始めますので注意がこちらも必要となりそうです。ガスがどうなるか?注目です。ロシアのエネルギー価格でアメリカやNATOへの経済的な揺さぶりをスタートしており中国も後方支援で動きが出そうです。最悪は無いものの市況の再上昇でインフレが改めてとなれば株安・円安となりそうです。
国内は相も変わらずの体たらくでアメリカと為替動向で上下しそうですので少し下値警戒は必要となりそうですが新総裁の今後も含めて長期金利上昇懸念が出てきますので銀行・その他金融はプラスもそれ以外は注意ですね。特に小型は売られやすいと考えます。
記:中島肇