3月1日 【NFG投資顧問・プロが提供するモーニングサマリー】《　3月相場開始もタカ派過ぎるのも危険！！景気指標要チェック！！　》

おはようございます。本日より3月。昨晩のNYはダウが32,656.70㌦232.39㌦安。ナスが11,455.54㌽11.44㌽安。SP500が3,970.15㌽12.09㌽安。為替が136.21円近辺。オイルが76.67㌦。VIXが20.70。CME日経先物が現在27,400円45円安近辺です。

昨晩のNYは金利上昇が長期化するのではとの懸念から3指数全て下落して終わりました。3月に入り次回のFOMCでの利上げを0.5と利上げ継続とのコンセンサスが増加していますが少しまた行き過ぎではと思います。

利上げは有るもポジショントークが多い様な感じです。アメリカの国全体の状態は良いのですが一方で業態の変換などから大手が悪く小売りや飲食のブルーカラーは好調です。とは言え大手の業績が思わしく無い事もあり利上げも緩やかに継続と考えます。今後出てくる指標の内容を良く見る必要があります。単なる数字だけではダメです。

さて、何もしない政権の国内ですが本当に何もしないので材料すら有りません。予算についても防衛や少子化への予算はわかりますが国内全般の浮揚に関連するような話は無いので28,000円の壁が厚くなる可能性すらあります。統一地方選で自民党が敗退し岸田政権への不信から解散となれば岸田ショートの巻き戻しに新規のロングが入って来る可能性があり統一地方選が当面今後の日経の上値を取るかの注目点となりそうです。

記：中島肇