3月1日 【NFG投資顧問・プロが提供するイブニングサマリー】《　アジア株堅調で持ち直す　》

本日の日経平均は、27,516.53円70.97円高と続伸して取引を終えました。

米国市場は反落。欧州のインフレ加速で米国内もインフレ抑制も難しいと判断されたことや、ゴールドマンサックスの業績低迷での売りが先行しました。

本日の日経平均も寄付きから下落するも、堅調なアジア市場を横目に値を回復させるとプラス転換し、続伸して取引を終えました。

昨日の米国指標も低調な結果が見られており、指標だけに目を向けるとちぐはぐな結果となっており、市場には不透明感が広がっています。

またITや金融業界では雇用削減が進んでいますが、その後、同業種でも転職可能との声も聞かれ、インフレ抑制にはまだまだ時間がかかりそうです。

米国でも今晩にISM製造業景況感指数がありますが、前月よりは改善する予想も景気の好不況を判断する50を4か月連続で下回る見込みです。結果次第では大荒れとなる可能性もあり、注意が必要です。

記：宮本　直輝