3月28日 【NFG投資顧問・プロが提供するモーニングサマリー】《　NYの金融不安終息も次は？　元に戻り再度インフレ退治へ？？　》

おはようございます。昨晩のNYはダウが32,432.08㌦194.55㌦高。ナスが11,768.84㌽55.12㌽安。SP500が3,977.53㌽6.54㌽高。為替が131.32円。オイルが急騰で72.93㌦。VIXが20.60。CME日経先物が現在27,365円111円安近辺です。

昨晩のNYは破綻銀行の処理先決定等で取り敢えず銀行に対する信用不安懸念が後退して銀行株を中心に買い戻し入りダウ・SPが上昇して終わりました。

しかし、金利が上昇した事からハイテク中心に売られ、またオイルが急騰したことから次の動きへ転換しそうです。そもそも特殊地方銀行の破綻なので大きな影響は無いと考えていましたが少し長引いた感じがします。よりも米中露問題に台湾問題などの外部要因にウクライナも継続、原油や資源価格が改めて上昇するようなら注意は必要と思います。

大きな変動はないものの金融問題が落ち着いて来たことから再度インフレ対応や金融政策に地政学リスクなどがポイントになりそうです。買戻し一巡からやはり一旦は下が有るかもです。国内は相も変わらず、岸田総裁の人気取り政策で大きな変化より無駄が増加しており改めて地方選後の増税問題などが表面化しそうです。マーケットにはNOインパクトですが地方選の結果次第で多少は上下するかも自民党敗退ならポジティブとなりそうです。

記：中島肇