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5月12日 【NFG投資顧問・プロが提供するモーニングサマリー】《 米国次第継続も過度の期待は禁物! まだ過渡期である。 》
2023年05月12日
おはようございます。
昨晩のNYはダウが33,309.51㌦221.82㌦安。ナスが12,328.51㌽22.06㌽高。SP500が4,130.62㌽7.02㌽安。為替が134.48円近辺。オイルが71.35㌦。VIXが16.93。CME日経先物が現在29,135円8円高近辺です。
昨晩のNYは足元の景気指標の内容と地銀の業績悪化などから景気後退マインドが上昇し景気敏感や資源関連が下落しました。一方では金利低下からハイテクは堅調に推移しCMEの日経先物も横ばいで推移しています。とは言え、一気に景気後退に利下げとの行き過ぎた期待は不要と考えます。
未だイレギュラーインフレ対応の過程であり達成したとは言えないと思われます。年内後1回の利上げと高止まりが常識的な動きと考えます。
また米国の債務問題ですがこれも毎年のイベントになっています。今回は選挙前で難航するかと思われますが直接大きな経済問題とはならないと考えます。但しマーケットは過剰な反応をします。特にAIで一斉に動くので注意は必要と考えます。
さて国内はサミットを含めてイベントの途中にあり大きな材料は無いと考えます。しかし、既に少子化対策にデジタルに増税と社会保障増の話が進行しておりこのままであれば景気上昇は不可能となりそうです。日本の方が注意です。
記:中島肇