5月17日 【NFG投資顧問・プロが提供するイブニングサマリー】《　30,000円の大台を突破　》

本日の日経平均は、30,093.59円250.60円高と反発して取引を終えました。

昨晩のNYは4月小売売上高などで追加利上げ観測の警戒感が高まったことや、連邦政府の債務上限交渉の行方への不安から売り優勢となりました。

そのような中、日経平均は30,000円の大台を回復する上昇を見せ反発しています。

恐らく海外投資家が日本株への持ち分比率を上げていると思われますが、想定外の上昇を見せていると思われます。

米国でも指標の結果などから、ソフトランディングの期待感が高まってきていますが、連銀総裁陣の発言は変わらず利上げの可能性を示唆しており、少し期待感が先行しすぎているようにしか思えません。

米国は引き続き債務上限の交渉に注目が集まっており、大きなトラブルは起こりづらいと思いますが、なかなか買いに向かいづらい市況にあると思われます。

記：宮本　直輝