5月18日 【NFG投資顧問・プロが提供するイブニングサマリー】《　ついに6日続伸の日経。警戒感も高まる。　》

本日の日経平均は、30,573.93円480.34円高と大幅反発して取引を終えました。

昨晩のNYは、地銀の金融不安の後退や4月住宅着工件数の増加を受けた景気後退懸念の緩和、またバイデン大統領が債務不履行回避を確信しているとのニュースなどから諸々の警戒感が後退し大幅反発となりました。

日経平均も米国株高を受けて大幅反発を見せて取引を終えています。

日経平均はこれで6日続伸。しかし、流石に警戒感が高まっているようで騰落レシオも買われ過ぎの基準を大きく超えてきています。

米国でも連邦政府の債務上限問題についてバイデン大統領らの発言から進展の兆しが見られています。

今晩の米国はフィラデルフィア連銀製造業景気指数が前回から改善が予想されていますが、雇用や賃金の項目は低調とみられ、引き締め長期化による影響を警戒した動きに注意が必要です。

記：宮本　直輝