5月24日 【NFG投資顧問・プロが提供するモーニングサマリー】《　相場の転換点へ！ アメリカの次第の日経。アメリカは転換へ向けて！　》

おはようございます。昨晩のNYはダウが33,055.51㌦231.07㌦安。ナスが12,560.25㌽160.53㌽安。SP500が4,145.58㌽47.05㌽安。為替が138.55円近辺。オイルが73.86㌦。VIXが18.53。CME日経先物が現在30,720円237円安近辺です。

昨晩のNYは足元の景気指標と次回FOMCに向けての要人発言や債務問題と複雑に絡み合い連日の下落となりました。基本的にイレギュラーインフレの修正が始まる事から今後の正常化へ向けてのオペレーションがスタートし始めた感じです。

アメリカは長短金利の正常化へ経済の正常化へです。変遷期に大きな断捨離が入るのは何時もの事。何れにしても此処までの利上げの最終局面で後数回するか止めるかです。そこで終わりになり次の展開となる。年内か来年かはわかりませんが利上げのストラテジーは終了です。

さて国内ですがアメリカの動きに呼応して此処まできましたがアメリカの金融政策の転換と日銀の方向転換で日米金利差が何れ縮小します。昨日の下げはそれの始まりと考えております。外人がなぜ買ったか？ですね。外人が此処まで日本人が買わない時に買ってくれたのですから本来は利食い場となります。中・長期の視点で考えれば。と言う事で国内は物価上昇と社会保障費増に増税が待っています。本年度は後半状況次第で下方修正企業が増加する懸念もあるので注意です。相場の転換点は色々起きますので。

記：中島肇