6月16日 【NFG投資顧問・プロが提供するモーニングサマリー】《　FOMCの次は日銀決定会合！ YCCに利上げのタイミング探し？　》

おはようございます。昨晩のNYはダウが34,408.06㌦428.73㌦高。ナスが13,782.82㌽156.34㌽高。SP500が4,425.84㌽53.25㌽高。為替が140.15円近辺。オイルが70.69㌦。VIXが14.50。CME日経先物が現在33,420円65円安近辺です。

昨晩のNYはFOMCの結果と足元の指標の内容から反発して終わりました。年内の利下げがない事と2回の利上げで概ね終了との見解から方向性が決まり但し実態に合わせてとの話もありましたが着地が見えた事での安心感が優勢となった感じです。

一方、国内は先送り国会など言われましたが、解散も先送りとなり岸田政権への不信が募りそうです。本日は日銀の決定会合でありこちらが重要です。

YCCの変更に利上げのタイミングを示唆するコメントなどが出るなら為替は円高への動きとなります。日銀も今回もしくは次回で何らかの動きを出さないと物価上昇が今後も継続することから歪が拡大しそうであり本日は見送り現状維持も次回以降のコメントがかなり重要となります。

為替もそのあたりを見ている様な動きで株も同様です。気になるのは、日銀の方向転換がスタートするならば低金利の円安トレードが終焉となり外人買いが止まる可能性もあります。円キャリーに日本株買いが終わる可能性が高まる可能性に注目となります。

記：中島肇