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混沌!アメリカ大統領選挙!!来週の相場見通し!!
2020年11月07日
混沌とするアメリカ大統領選挙ですが、未だに結果が出ずに果たして今後の相場は、どの様な動きを見せるか?10月末から11月に入り相場は、一気に回復を見せ日経平均株価も24,000円を回復しました。大半の予想では、混沌とするアメリカ大統領選挙にコロナ感染の再拡大で下落を予想していたと思われますが、真逆の動きでびっくりされている投資家も多数居られると思います。
なぜ上昇したのか?一つは、選挙自体の通過によるイベントドリブンの買戻しが入ったとの見方と選挙の為に少し落ち込んだ流動性の再流入などが考えられます。何れにせよ選挙に纏わるポジションの入れ替えで上下したもので有り、あくまで短期での出来事である事を留意したい。
では今後の相場ですが、基本的にグローバルでの過剰流動性コロナ金融相場が継続される事が確実であり、底上げ相場継続。先行したマザーズや中小型株の、行き過ぎ修正と改めてバリュー株の修正が入るかです。グロースだけが上昇し続ける事はありません。先週末の相場を見る限り一部先行した資金がバリュー株に入った様に映ります。
来週の相場予想ですが、アメリカ大統領選挙イベント関連取引終了から大きく戻した修正がありそうです。当面は、日経平均株価は23,500円を中心とした上下1,000円幅のレンジに推移すると想定します。指数から個別・テーマ材料株に向かうか注目です。バイデン大統領候補優位から、環境関連や社会保障にコロナ・医療関連など注目されそうです。
記:中島肇