6月22日　【NFG 投資顧問・プロが提供する。モーニングサマリー】《FRB議長の議会発言で年内の再利上げあり？日銀は？EUは？》

おはようございます。昨晩のNYはダウが33,951.52㌦102.35㌦安。ナスが13,502.20㌽165.09㌽安。SP500が4,365.69㌽23.02㌽安。為替が141.68円近辺。オイルが72.53㌦。VIXが13.20。CME日経先物が現在33,490円85円安近辺です。

昨晩のNYはFRB議長の議会発言から当面の金利高止まりと数回の利上げを見込む事などからハイテクが軒並み下落して終りました。当面は足元の状況と睨めっこ状態からも来月のFOMCでは再度の利上げの公算もあり注意が必要であります。当面の方向性も見えた。国内については欧州勢の買いを中心にここまで来ましたが日銀のYCCに7月の決定会合次第では円高への動きもありそうです。資源価格に穀物価格に国内の物価状況次第では動きが出てくる可能性がありますので国内も注意が必要と感じます。年後半の日米企業業績の鈍化を日銀は見ている様な感じもしますがそれ以上に夏以降の物価上昇が懸念されますので注意です。当面は日米ともに利上げへの余力からハイテクより金融や商社などに物価上昇転嫁での利益上昇企業などに注目かと思われます。ウクライナの復興については注意です企業は良いのですが国の負担が大きくなりそうで財源をどうするか注意です。

記：中島肇