6月23日 【NFG投資顧問・プロが提供するイブニングサマリー】《　日経も中国も急落。高金利の長期化で業績悪化懸念台頭へ？？　》

本日もお疲れ様でした。本日の日経平均は32,781.54円483.34円安。TOPIXが2,264.73㌽31.77㌽安。マザーズが830.96㌽安。為替が143.24円近辺。CMEダウ先物が現在34,077㌦130㌦高近辺。ダウCFDが33,817.70㌦131㌦安近辺です。

日本以外の更なる利上げに高金利継続、中国経済の悪化などから下期にかけて業績後退が台頭し始めて来た感じがします。米国についても更なる利上げに長期化から業績後退懸念が出始めており指数の寄与度の高い銘柄以外の調整が始まってきており注意が必要かと思われます。

日本に関しては円キャリーなどからの日本株買いと米国主導の半導体関連やハイテクで大きく上昇してきましたがこの様な状況から日銀も遅かれ利上げに踏み込むか注意です。

景気低迷に加えて更なる円安と物価上昇に増税に社会保障の引き上げ、エネルギー価格の上昇など、かなりのマイナス要因が表に現れ始めています。

また政治不安も追い打ちをかける可能性もあり外人買いが無くなれは一気に買い板が減少し下向きのボラが拡大しそうです。来週以降も海外の景気・インフレ・利上げニュースに敏感な相場となりそうです。

記：中島肇