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7月7日 【NFG投資顧問・プロが提供するモーニングサマリー】《 米国の想定外の強さから長期金利が危険水域へ! 日本もファンドリバランスとコピーで下落。 》
2023年07月07日
おはようございます。昨晩のNYは33,922.26㌦366.38㌦安。ナスが13,679.04㌽112.61㌽安。SP500が4,411.59㌽35.23㌽安。為替が143.96円近辺。オイルが71.84㌦。VIXが15.44。CME日経先物が現在32,325円448円安近辺です。
昨晩のNYは雇用関係指標の予想外の堅調さから長期金利が上昇。7月のFOMCと9月についても連続利上げへの思惑が広がりハイテク中心に下落しました。
特にFFレートの6%で10年債の利回りが4%超えが想定ですので10年が既にFFレートで6%を超える事を読み込み始めています。年内の米国に利上げも2回ではなく3回もあり得るとの事に加えて10年債の4%超えは景気後退の心理的壁でしたのでそれを超えた事もです。
また、この時期はファンドのリバランスの時期でもあり週明けもハイテク売りが継続するかもです。現在の日経平均も日米金利差でリンクしておりコピー相場となっていますが金利差拡大での円安傾向も度が過ぎる金利は景気後退となるので注意で日本も増税に社会保障増に物価上昇のトリプルパンチとなる。ここも注意です。日銀の対応に期待です。
銘柄は一旦ハイテク・シクリカル売りの内需・バリュー・ディフェンシブへとなりそうです。大きな上昇後の調整ですので大きな調整があれば買いの好機と考えます。
記:中島肇