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7月10日 【NFG投資顧問・プロが提供するモーニングサマリー】《 雇用統計の内容は堅調と後退の両方! 今週も注意は必要か?? 》

2023年07月10日

おはようございます。

週末のNYはダウが33,734.88㌦187.38㌦安。ナスが13,660.72㌽18.33㌽安。SP500が4,398.95㌽12.64㌽安。為替が142.27円近辺。オイルが73.52㌦。VIXが14.83。CME日経先物が現在32,430円41円高近辺です。

週末のNYは雇用統計の結果から下落。ADPとの差が出ておりましたが内容は微妙。それよりも足元の減速が意識され為替は円高でした。とはいえ当月とあと回は年内利上げがあると織り込んできております。何方にしても下期の減速がマーケットに蔓延し始めて感じもあります。朝のニュースでは黒人の求人減の話が出てきておりアメリカらしく人種での差が出始めて来ていますのでやはり注意です。

さて本日の日本ですが未だファンドのリバランスに利食いが出る時期ですので需給で注意は必要かと考えます。気になる原油の補助金がなくなりガソリン価格も急に上がり始めています。今後の国内物価上昇に大きな影響が出てきそうです。マイナンバーもよいのですが肝心なニュースがスルーです。年後半の業績に景気後退は日本が最悪になる可能もあるので注意です。週末の動きから行き所のない投機資金は小型株・材料株への動きになってき始めている感じがします。ここ迄総スカンのマザーズでしたので大型売り小型買いが有るかもです。大雨・高温・災害関連に防衛や資源に細かなネタに日替わりで資金が回る感じかも。

記:中島肇

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