7月24日 【NFG投資顧問・プロが提供するモーニングサマリー】《　NY10連騰も日本は頭が重い！ 今週の中央銀行の動き待ち！！　》

週末のNYはダウが35,227.69㌦2.51㌦高。ナスが14,032.81㌽30.50㌽安。SP500が4,536.34㌽1.47㌽高。為替が141.67円近辺。オイルが76.61㌦。VIXが13.60。CME日経先物が現在32,640円335円高近辺です。

週末のNYは辛うじて10連騰となりました。FOMCを控え警戒感があるものの好決算などに支えられた上昇でした。

しかし、FOMCの今回の結果と今後のガイダンス次第では再度FFレートの6％、10年債の4％を超えて来るならばイレギュラーインフレ対応以上の景気減速となる可能性があり、今後は年末に向けて慎重な動きになることも視野に入れる必要があると考えます。

一方で国内についても月末の決定会合でのYCCの変更やガイダンスでの金融緩和の解除への指針などが出るようなら改めて円高が意識される可能性もある。

現在は現状維持となる公算であり、そのままならば円安・株高となる可能性もあるが政治停滞と政局への動きもあり頭の重い展開は継続となりそうです。

記：中島肇