7月31日 【NFG投資顧問・プロが提供するモーニングサマリー】《　イベント明けで反発も当面は様子見？？ 今度は日本次第？？？　》

おはようございます。週末のNYはダウが35,459.29㌦176.57㌦高。ナスが14,316.66㌽266.55㌽高。SP500が4,582.23㌽44.82㌽高。為替が140.90円近辺。オイルが80.52㌦。ＶＩＸが13.33。CME日経先物が現在33,130円370円高近辺です。

7月の金融当局のイベントが各国終了し波乱の先週でした。特に日銀をめぐる動きで株も為替も大きく上下しました。会見などの内容からアメリカは後、数回利上げが有るかもしれないが一応の目途から正常化へ（利下げ）の動きを模索する。欧州は引き続き利上げを継続する姿勢がある。日本は政治政策混迷も物価上昇から大きな方向転換は無かったが予備的（緩和中止）な動きを見せ始めています。注目は最後まで世界中に緩和でばら撒かれた円がどうなるかが今後の市場の注目となりそうです。とは言えYCCでの上限１％は予備的とは言え動き出しを捉える事が賢明かと考えます。

年後半への布石であり企業業績と物価に給与水準も含め日本の足元がどうなるか世界の注目となりそうです。長期のポジションではやはりグロースを削減しバリューのウエートを再度引き上げる動きが出てきそうです。

記：中島肇