7月31日 【NFG投資顧問・プロが提供するイブニングサマリー】《　イベント通過と日銀のジャブで上昇も月末のオペレーションも。　》

7月も最終日お疲れ様でした。本日の日経平均は33,172.22円412.99円高。TOPIXが2,322.56㌽31.95㌽高。マザーズが777.32㌽13.28㌽高。為替が141.71円近辺。CMEダウ先物が現在35,557㌦98㌦高近辺です。

日米欧の中央銀行のイベント通過でグローバルでのポジション調整となりました。一番は日銀の動きで正常化よりも緩和継続と捉える中途半端な動きから為替が一気に戻ると同時に株もショートカバーが入り大幅反発で本日は終わりました。

しかしながら各国ともに中央銀行の方向性が出始めており米国はピーク・欧州は利上げ継続・日本はいよいよ出口に向けての準備を開始と方向性が出てきた事であります。

今後についてはやはりウクライナ問題に中国の景気後退も含めてエネルギーに商品市況の上昇がカギを握っていると思われます。金融政策の動きもですがやはり政治の動きに注目となりそうです。

国内についても秋の衆院選が終わるまでは日銀も大きな政策変更が出来ないと思われることから9月以降は大きく動く可能性があると考えます。

記：中島肇