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バリューの修正とグロース株 今はバブル?
2020年11月11日
アメリカ大統領選挙終了とコロナワクチン効果でリスクオンのトリガーが引かれ、元のポジションへの巻戻しが始まっています。昨日は特に鉄道や空運に財投関連などが大きく買われ、代わりにコロナ需要・巣籠銘柄などが大きく値を崩しました。
こうなると完全にバリュー株の水準訂正が行われ、今まで買われていたグロース株が一旦売られます。コロナ金融相場ですので底上げ相場となります。当面継続される事となるものの、年末に向けて高内外でさらなる感染の加速とロックダウンなどから景気後退懸念が出る様であれば、短期的に一旦売られます。そこが逆にチャンスとなる可能性があります。
今はバブル?なんて質問が多々ありますが、バブルとは業績相場の終焉期であり完全なるインフレであります。では、今は?好景気ですか?金利が急上昇していますか?資産インフレ状態ですか?
多分違うと思います。コロナ禍での強烈な金融相場でリスクオンから資金が流入しただけです。相場循環から行きますと、金融相場の次が業績相場となります。バブルは、まだ先!想定するバブルは、強烈なものになる可能性があります。80年代のそれとは全く異なる、強烈な相場となると考えます。上昇幅・期間共に異なる物となるでしょう!!
時代が大きく変わる、仕組みが変わる、市場が変わるのが今回!
過去との対比は不可能であります。対比して考えると乗り遅れます!
電気自動車・スマートシティ・通信・IOT・ICT・ブロックチェーン・フィンテック・脱CO2・スモールシティ・電線地中化・自動運転・ロボット・宇宙開発!!
記:中島 肇