マーケット情報
9月1日 【NFG投資顧問・プロが提供するモーニングサマリー】《 いよいよ荒れる9月相場となるか? 日米の転換点が近い!! 》
2023年09月01日
おはようございます。
9月相場開始です。昨晩のNYはダウが34,721.91㌦168.33ドル安。ナスが14,034.97㌽15.66㌽高。SP500が4,507.66㌽7.21㌽安。為替が145.50円近辺。オイルが83.56㌦。VIXが13.57。CME日経先物が現在32,495円124円安近辺です。
いよいよ9月相場スタートです。海外勢もバケーションからカムバックです。アメリカの足元の雇用関係などの指標は概ね今の所想定内で落ち着いています。当月のFOMCでの利上げ有るか無いか論争が激化も問題は景気・企業業績が後退するのか?現状維持か?が注目です。
長期金利4%超えがピークでこれ以上の上昇は有って1回と考えます。現状からブレーキは効いており逆に景気減速雇用低下となっても当面維持になる可能性が高く、そうなると株価は下落に転じその後の金利低下を読み始めます。
当月以降は下向きに注意となり利上げバイアスが終了です。国内は政府の増税にマイナンバーと外交ばかりで肝心な国内政策の先送りに放置がこれから表に出て来そうです。万博然りですね。災害対策も然り。少子化対策も今どこにです。住宅ローン金利が上昇・物価も上昇です。企業業績に設備投資に国内経済浮揚対策がないなら株は失速です。嫌な円安・株安となる可能性がありこれからは注意が必要となります。日本売りとならない様に政治主導で景気対策に大ナタを振れるか注目です。
記:中島肇