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9月7日 【NFG投資顧問・プロが提供するモーニングサマリー】《 米国次第も中国からのアジア他国へのシフトが加速? 日本は? 》
2023年09月07日
おはようございます。
昨晩のダウは34,443.19㌦198.78ドル安。ナスが13,872.47㌽148.48㌽安。SP500が4,465.48㌽31.35㌽安。為替が147.70円近辺。オイルが87.70。VIXが14.45。CME日経先物が現在33,110円131円安近辺です。
昨晩のNYはISMの内容から改めて米国市場の堅調さが確認され再度利上げ観測が浮上して三指数共に下落して終わりました。
但し、消費の内容や雇用の状況に変化が出始めており利上げに関しては有って後1回かと考えます。アメリカも防衛に資源関連等が堅調に継続して推移。
さて国内ですがグローバルアセットのアロケーションからアジアエリアの見直しから日本のウエートを徐々に上げ始めていますがインドにインドネシア・フィリピンの次あたりかと考えます。
国内政治の不安定・景気低迷・円安からの物価上昇と消費低迷等が問題かと思われます。来年度の予算要求関連としての防衛やエネルギーにGX関連等の限られたセクターは良いとしても都市インフラや防災減災等は影を潜める様になって来ており根本的な成長は現政権では難しい。予算の次は資金をどうするか論になる。増税・増税の嵐が吹くかです。大手の一部は給与を引き上げる事は可能も此処迄コストが上昇してくると未だデフレから復活していない、値上げが出来ない中小企業等は賃金上昇どころか倒産が増加しそうです。円安を止める為に減税に規制緩和にしなければ中国同様になる可能性があると考えます。
記:中島肇