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9月25日 【NFG投資顧問・プロが提供するモーニングサマリー】《 イベント通過で今度は足元の動きと先を見る展開へ??? 》

2023年09月25日

おはようございます。

週末のNYはダウが33,963.84㌦106.58ドル安。ナスが13,211.81㌽12.18㌽安。SP500が4,320.06㌽9.94㌽安。為替が148.37円近辺。オイルが90.48㌦。VIXが17.20。CME日経先物が現在32,290円112円安近辺です。

週末のNYは三指標共に下落。プラスで始まるも足元の景気指標が予想を下回り高金利が長期に継続され景気の減速が意識されて反落して終わりました。

マーケットは概ね高金利の長期化は織り込まれており10年債利回りで2~3年かけて2.5%への動きですので本来は景気減速ではなく行き過ぎたインフレの正常化であります。長期金利の4%超えはアメリカにとって過去からも行き過ぎでありここはソフトランディングへ向けてブレーキとアクセルを機動的・臨機応変に使うと思われます。アメリカは政策通りに動いていますが問題は日本です。内閣改造を行いましたが空振りで今度は新たに経済対策を発表するとの事も内容がダメなら最悪となり資金が高金利の長期化が想定されるアメリカへです。

日銀が仮に緩和解除に踏み込んでも当面は円安のバイアスが掛かった状態が継続しそうです。10月からは更なるエネルギーを含む物価上昇が見込まれ実質賃金の低下が更に継続しそうです。景気浮揚にお金を回すなら今しかなく規制緩和に減税などの大ナタを岸田総理が振り落とせるのかがポイントも市場は諦めモードです。

記:中島肇

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