10月26日 【NFG投資顧問・プロが提供するモーニングサマリー】《　米金利上昇から円安が進行！ ここからの円安は日本にはマイナス。　》

おはようございます。

昨晩のNYはダウが33,035.93㌦105.45㌦安。ナスが12,821.22㌽318.65㌽安。SP500が4,186.77㌽60.91㌽安。為替が150.15円近辺。オイルが85.19㌦。VIXが20.19。CME日経先物が現在30,830円439円安近辺です。

昨晩のNYはイスラエルの停戦が合意されるも国債利回りが上昇し株は三市場共に下落しておわりました。アメリカの金利が４％を超えて来るとかなりのブレーキとなり様々なところで影響が出て来ます。４％を超えて５％となれば更に急ブレーキとなりかねず注意が必要です。アメリカの金利がさらに上昇した事から覆面介入警戒で蓋になっていた150円の堤防も決壊した感じがします。政府の許容範囲が155円近辺まで見直しが入ったか月末の日銀決定会合への伏線かです。ここからの円安は更なる物価上昇を呼び込む事から警戒が必要です。国会会期中での円安容認となれば岸田政権の仕掛けかと思われ逆効果となる。アメリカの金利上昇のせいにすれば今の目先の対策が必要との答弁となるのと更なるインフレ率上昇で金融緩和解除への布石となりそうです。さて、本日は寄り付きから大幅安で更に円安が進めばハイテク・金融は落ち着くも全体は大きく下げそうです。

記：中島肇