11月20日 【NFG投資顧問・プロが提供するモーニングサマリー】《　国際イベント通過も内容薄。中東・ウクライナ問題とインフレ次第？　》

おはようございます。

週末のNYはダウが34,947.28㌦1.81㌦高。ナスが14,125.48㌽11.81㌽高。SP500が4,514.02㌽5.78㌽高。為替が149.84円近辺。オイルが76.19㌦。VIXが13.80。CME日経先物が現在33,510円75円安近辺です。

週末のNYは国際イベント終了もあまり進展は無く平行線と見ます。米中問題の改善期待も中東にウクライナ、中国とロシアの関係もあり一気に改善とはならずです。

OPECでの減産の話もあり今後の資源価格が改めて上昇となれば瞬間的なインフレ上昇で短期クラッシュもあると見ます。但し、なにも海外要因でのマイナスが無ければ現状の金融政策からは改めて金融相場の色合いが強く出てきてグロースが優位となりそうです。

しかし、先取り・買戻しと既になっており堅調も頭打ちとなる可能性もあるので注意です。新年度の決算の状況も警戒は必要かと考えます。アメリカは少しバルブのにおいがしますが日本は真逆の可能性があると考えます。国際会議の内容も特に中国に関しては既に岸田政権との交渉に期待は無く先送りであり何の結果も出ませんでした。得意の外交でも相手にされない事から政局への動きが加速しそうです。

今週の相場ですが為替は円高のバイアスが継続です。148円も視野に入るかです。株に付いては米国次第継続でグロース優先も高値警戒が出て来ますので短期調整もありそうです。

記：中島肇