12月19日【NFG 投資顧問・プロが提供するモーニングサマリー】《日銀決定会合の結果待ちも先々の動きは見えて来た？？》

おはようございます。昨晩のNYはダウが37,306.02㌦0.86㌦高。ナスが14,905.19㌽91.27㌽高。SP500が4,740.56㌽21.37㌽高。為替が142.76円近辺。オイルが72.75㌦。VIXが12.56。CME日経先物が現在32,730円28円安近辺です。

昨晩のNYは年明け以降の利下げへの期待やらでナスダックを中心に小幅高でした。米国だけではなく今後はECBにカナダ・豪州と日本以外は利下げへの動きが加速しそうです。ただ、北朝鮮を含む中国・ロシアなどの地政学リスクを煽る動きもあり注意は必要と考えます。

さて、日本ですが海外とは真逆の動きで本日日銀決定会合の結果が公表されますが今回？年明け？春先？と何れにしても金融緩和解除へ動かざる負えない状況です。とは言え内政がガタガタの今、今回は来月の布石で終わる可能性が高いと考えます。解除は1月か3月が濃厚かと考えます。とは言え、海外の金融の動きに国内の金融の動きを考えるとやはり年明け以降は円高のバイアスが掛かる展開となりそうです。本来はここで規制緩和や内需・財投など材料が出ればですが現政権下では無いので頭打ち。次期政権へ期待したいです。

記：中島肇